前回に続き、改善例をもう一つ。
第2子妊娠中。(第1子は安産。)
29週の検診で骨盤位(逆子)と確認。
初診 30週3日 三陰交と至陰のツボにせんねん灸と棒灸。自宅でのせんねん灸を勧める。
第2診 31週1日 前回治療に加え、右股関節の痛みを訴えられたので、右下肢を軽くマッサージ。
第3診 32週1日 31週の検診で頭位と確認。初診時同様の治療をして終了。
この方は副訴(肩こりなど、妊娠前から抱えている辛い症状)も特になく、逆子が戻りやすい体質だったと思います。
2診受診時にはすでに戻っていた感じでした。
この3、4月は逆子のお問い合わせが多くありました。
なんでだろうと考えるにつけ、やはり逆子は「冷え」の影響があるのではないかとつくづく感じました。
春先は異常気象でしたね。暖かくなったかと思えば、真冬の寒さに逆戻りしたり・・・。そんなことを何回も繰り返していました。
ただの冷えではなく、こういった「本来なら暖かくてしかるべきなのに冷えている状態」が
体のバランスを乱したのではないかと感じるのです。
これから梅雨、そして真夏へと向かう時期、気温が上昇してきています。
この時期は暑くなってくるだけに、かえってクーラーの風にあたる、冷たい飲み物を多く摂取するなど、
「不自然な冷え」の状態を作り出しやすい時期でもあります。
もちろんこれだけが逆子の原因ではないでしょうが、現在妊娠されている方は特に、この「不自然な冷え」
を作り出さないように意識してみてはいかがでしょうか。
※逆子治療は、3000円でお受けしています。
※症状によっては、お灸をしないほうがよい場合もあります。まずはお気軽にご相談ください。
※訪問治療も受け付けています。(厚木・伊勢原・秦野・海老名・平塚・大磯・寒川・茅ヶ崎)
※逆子のお灸 改善例 1 逆子のお灸 改善例 2 逆子のお灸 改善例 3 逆子のお灸 改善例 4