Category: マインドフルネス (page 2 of 2)

「脳」が疲れていませんか?

休んでいるつもりなのに疲れが取れない、なんだかだるくてしょうがない、こんなことはありませんか?
心当たりのある方、もしかしたらそれは「脳の疲れ」から来ているかもしれません。
脳はあらゆる感覚の終着駅。厄介なのは単純な肉体の疲労よりもむしろ、「疲労感」なのかもしれません。

脳を疲れさせる要因の一つに「考えごとの堂々巡り」があります。
何かをしている時、気づくと全然違うことを考えていること、つまり「心ここにあらず」の状態になっていることはありませんか?
心配、不安、後悔、怒りなど、未来や過去のことについてのネガティブな考えが堂々巡りすることを「反すう思考」と言い、脳をどんどん疲弊させていきます。

脳の疲弊は心だけでなく、身体にもダメージを与えます。
例えば、頭痛、耳鳴り、めまい、首肩こり、腰痛、身体全体の痛みやだるさ、喉のつかえ、呼吸のしづらさ、動悸、胃もたれ、下痢、便秘、冷え、のぼせなどの症状も、医療機関の検査で特に原因が見当たらなければ、脳疲労が関与しているかもしれません。

その場合、これらの身体症状を改善させるには、「脳の疲れを取ること」、つまり「脳へのアプローチ」が必要になってきます。

(つづく)

 

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心ここにあらず

身体はいつも「今ここ」にあるのに、頭の中は心配や不安、後悔などで未来と過去を行ったり来たり・・・、そんなことはありませんか?

そんな、「心ここにあらず」の状態の時、脳は余計なエネルギーを消費して、「疲労して」います。

漠然と、ボーッと考え事をしているようでも、多くのエネルギーを使っているのです。

 

脳が疲れてくると、脳内の鎮痛システムや自律神経の働きが乱れ、身体症状として現れることもあります。

「身体症状」と「脳疲労」が密接に関わり合っていることも少なくないのです。

過去や未来を忙しく走り回っている頭の中を「今ここ」に留め、脳の疲れを癒してあげましょう。

 

その方法については、また改めてご紹介したいと思います。

 

マインドフルネス


 

瞑想を日課にするようになって、もうすぐ2年になります。

ほぼ毎日、10分〜45分間ほど行っています。

 

瞑想の効果は、最近科学的にも立証され始めていて、心理療法にも取り入れられてきています。

 

「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。私がやっているのも、「マインドフルネス瞑想」と呼ばれるものです。

 

あえて簡単に言うと、マインドフルネスをすることによって、脳に深いリラクゼーションを与えてそのはたらきを整え、結果として痛みが和らいだり、自律神経のバランスが安定したり、免疫力が高まったりといった効果が生まれるのです。

 

身体症状というのは、脳のはたらきの不調(脳の疲労)によって生じているケースも多く、このような場合、マインドフルネスのような「脳→身体」というアプローチが必要になってきます。

 

いっぽう、鍼灸による身体への刺激は、身体だけでなく脳にも作用して痛みを抑制したり、自律神経系や免疫系を活性化したりしますので、「身体→脳」というアプローチです。

 

このマインドフルネスと鍼灸を組み合わせることで、「身体⇄脳」というサイクルができ、好循環による相乗効果が期待できるのではないかと考えています。

「マインドフルネス鍼灸治療」のような施術コースができればいいなあと、現在思案中です。

 

また、マインドフルネスはセルフケアとしても適していますので、マインドフルネス単体のコースを作ってセルフケアにつなげていくことも、いずれはしたいなと考えています。

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