先日、灸治療で逆子が改善した話を載せましたが、
逆子で悩んでいる妊婦さんのために、このケースをもう少し具体的に・・・
初診 30週3日
2日前の検診で横位(頭が横向きの状態)が確認される。
前にも横位で、一度戻ったが再び横位になったとのこと。
4週後の検診で戻っていなければ、帝王切開の予約をすることになると主治医から言われる。
自宅でのせんねん灸を勧める。次回検診は2週後。
第2診 31週3日
第3診 32週3日
2日前の検診で、頭位(頭が下向きの状態)が確認される。
以降、第4~6診まで、週1回、安産のためのお灸をしてひとまず治療終了。
この方は、治療開始が早めだったことがまずよかったです。早ければ早いほど、改善の確率は高くなります。
それにこの方は足の冷えもなく脈も力があったので、じゅうぶん改善できるという見込みはありました。
でも何より大切なことは「寄り添う」こと。
妊婦さんはただでさえ、出産に不安を抱えています。
そこへ「帝王切開」と聞けば、体はよけいに緊張してしまい、赤ちゃんも動きが悪くなってしまいます。
その緊張を解くために、お腹をさすり、腰をさすり、むくんだ足をマッサージする。お灸をするもそのためです。
鍼灸師として、ただひたすらに寄り添う。その気持ちがまず何よりも大事なのだと改めて感じました。
※逆子治療は、2000円でお受けしています。←平成22年4月1日より、3000円とさせていただきます。
※症状によっては、お灸をしないほうがよい場合もあります。まずはお気軽にご相談ください。
※訪問治療も受け付けています。(厚木・伊勢原・秦野・海老名・平塚・大磯・寒川・茅ヶ崎)
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