最近ニュースでもよく取り上げられていますが、今年は首都圏を中心に日本各地で風疹が流行しています。
神奈川県でも、10月31日の時点で東京、千葉に次いで3番目に多い風疹患者数が報告されています。
風疹は、インフルエンザの2~4倍の感染力といわれ、知らない間に感染し、他人にうつしてしまう可能性の高い病気です。
また、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」という、先天性の心疾患や難聴、白内障を引き起こす病気にかかる可能性があります。
風疹は予防接種により予防することができます。しかし39歳以上の男性は、これまでの予防接種の制度上では一度も接種していないことになり、実際今回の流行も、患者の多くは30~50代の男性といわれています。
46歳の私も、一度も接種していない群に入るため、まずかかりつけのクリニックに行って抗体検査を受けることにしました。
数値が32(倍)以上であれば「十分な免疫あり」とされるのですが、検査の結果、私の数値は128(倍)で、主治医の先生から「これだけあれば大丈夫です」とお墨付きをもらいました。
風疹に罹った記憶もないので、もしかしたら小さい頃に不顕性感染をしていたのかもしれません。
自分が風疹にかからないために、また他人にうつさないために、特に39歳以上の男性や、周囲に妊婦さんのいる方はぜひ、まずは抗体検査を受けてみることをおすすめします。
(参考:神奈川県ホームページ「風しんの流行にご注意ください」)